韓国与党・共に民主党のイ・ヘチャン代表は5日「平和体制を定着させるには国家保安法などをどうするか今後検討が必要であり、また南北関係に関する基本法についても検討すべきだ」との考えを示した。

 北朝鮮の平壌で開催された「10・4宣言11周年記念式典」に出席したイ代表はこの日記者団に対し「(平和体制を実現させるには)法律的に検討すべきことが多い」とした上で上記のように述べた。北朝鮮で国家保安法の廃止あるいは改正の必要性に言及したことになる。

 イ代表は「平和体制を定着させるには、それに伴う法案や関係する法律について国会で検討しなければならない」とも述べた。

 イ代表は具体的に国家保安法のどの部分を検討すべきかついては言及しなかったが、国家保安法の核心となる「反国家活動」や刑法上の「敵国に利益を与える行為への処罰」などについては、与党として検討する可能性が高そうだ。

 イ代表は北朝鮮最高人民会議の安東春(アン・ドンチュン)副議長らとの会談で「私が生きている限り、絶対に(政権を)奪われないよう固く決意している」と述べた。

平壌= 共同取材団 , 宣政敏(ソン・ジョンミン)記者

ソース:朝鮮日報/朝鮮日報日本語版<訪朝イ・ヘチャン氏、国家保安法の廃止・改正の必要性に言及>
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