「ネット右翼」「オンライン排外主義者」
 両者は、夫婦別姓に反対するなど伝統的な家族観が強く、
ネット上で政治的議論をするという共通点がある。
だが、ネット右翼には自分たちの声が政治に届いている実感があり、権威を重んじる一方、
オンライン排外主義者には自分たち「国民」の声が政治に届いていないとの不信感が強く、
権威やマスメディアと距離を置く傾向があった。
両者ともネットで情報を集めるが、
ネット右翼が活字媒体を活用するのに対し、
オンライン排外主義者は口コミを重視する傾向も出た。