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宗主国中国の影響のもとに、朝鮮の両班たちは
貴族社会の全体的風潮である搾取と暴政を
これまで事実上ほしいままにしてきた。

この点について日本は新しい理論を導入し、
庶民にも権利はあり、各階級はそれを尊ばなければ
ならないということを一般大衆に理解させ、
無料新聞も同じ路線をとった。

朝鮮の農民には、日本と西洋の指導手段を通して、
食い物にされるばかりが自分たちの運命ではない、
自分たちも市民としての権利を持ち、
法的見地から見た平等に値し、
収入を守られるべき存在なのだということが
徐々にわかりはじめてきたのである。