>>1のつづき

5年前のデビュー当初、SNSに投稿した文章だけを見ても防弾少年団の格別な歴史認識を実感することができる。
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チームのリーダーのRMは2013年8月15日、防弾少年団公式ツイッターを通じて、「今日は光復節!!歴史を忘れた民族には未来はありません。休みもいいですが、殉国された独立闘士の方々にもう一度感謝申し上げます。大韓独立万歳!」と明らかにした。ジンも光復節を迎えて「今日は光復節です。みんな太極旗を忘れていないでしょう。少しの間でも国のために努力された方々を思い出すのはどうでしょうか」と述べた。

5年が経った今年も日本との敏感な利害関係の中、決断を下して話題を呼んだ。「防弾少年団」は所属会社のビッグヒットエンターテインメントのパン・シヒョク代表プロデューサーの主導の下、日本のプロデューサー秋元康とのコラボ事業を進める予定だった。コラボを経て11月7日に日本で新シングル「Bird」を発売する予定だったのだ。

しかし、秋元康氏がプロデュースした所属グループでナチスを連想させる舞台衣装を着てコンサートに参加させたり、日本政府の支援を受ける自衛隊の広報雑誌「マモル」のモデルとして出演させたという事実など様々な論議が再照明されて、状況が急変した。多くの韓国ファンは防弾少年団の公式ファンクラブやSNSなどを通じて、「今回のコラボ事業が最終的に実現した場合、防弾少年団の音楽的キャリアに悪影響を及ぼす可能性が高い」とし、コラボ事業の中止を要請した。ビッグヒットエンターテインメントは9月15日に、「本社は11月発売予定の日本シングルアルバムについて、ファンの皆さんの懸念を十分に認知している」と明らかにして、最終的に翌日16日に、「11月に発売予定の日本シングルアルバム収録曲が制作上の理由から変更されている」とし、「Bird」トラックが新アルバムから除外されると発表した。

その後、一部の日本ファンは防弾を日本に持ち込むなという意味を込めた#OUTBTS,#AntiBTS,#BTS_PLEASE_STOP_JAPAN_ACTIVITIESのTwitterのハッシュタグ運動を行うなど、ひねくれたファン心を表わした。このハッシュタグは、10月16日までツイッター上で頻繁に使われている。

新アルバムの予約販売が始まった状況で下したコラボ中断の決定はビッグヒットエンターテインメント、防弾少年団の立場からも少なからず危険を冒した決断に近い。誤解から始まった「反日」のイメージが重なる恐れがあるからだ。 一部では、日本文化界の大物とのコラボ取り消しによって、日本の活動に不利益を被ることになるのではないかという推測も提起された。しかし、苦心の末、デビュー当初から固守してきた音楽的所信と活動方向を選んで、国内ファンや大衆により厚い支持を受けるようになった。

おわり