韓国の最高裁が、元徴用工の賠償請求を認める判決を出した。日韓両国が「解決済み」としてきた問題を、司法がひっくり返した形だ。
同様の訴訟への影響は必至で、新たな提訴もありうる。

日本政府は即座に抗議したが、韓国政府も世論やこれまでの立場との折り合いをどうつけるか問われることになりそうだ。

「(日本の植民地時代)100万人が国外に強制動員された。今日の判決は、そのような被害に新しい出発点を与えるものだ」

判決後、支援団体は原告4人のうち唯一の生存者である李春植さん(94)とソウル市内で記者会見を開き、
今後、植民地支配下の様々な被害について集団訴訟を起こす考えを示した。
https://www.asahi.com/articles/ASLBY4QCBLBYUHBI01D.html?iref=pc_extlink