【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)が経済政策のツートップである金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官と張夏成(チャン・ハソン)青瓦台政策室長を交代させる方針を固めたとされ、後任人事に関心が集まっている。

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金氏(左)と張氏(コラージュ)=(聯合ニュース)

両氏を巡っては経済政策で不協和音を露呈し、交代を求める声が出ていた。青瓦台は2人について、文在寅(ムン・ジェイン)政権の経済政策づくりに貢献したと評価しているが、人事刷新の側面から交代を検討しているとされる。

 青瓦台の高官は2日、聯合ニュースの取材に対し、両氏の去就問題について、「問責なら不協和音を露呈した7月に交代したはずだったが、今はそうではない」として、必要性に応じて人事を実施する方針だと述べた。

 青瓦台は両氏を急いで交代させず、後任者の人事検証が完了し次第、順次入れ替える方向で検討している。金氏を今月中にも交代させた後、張氏を交代させる可能性がある。

 ただ、青瓦台は対外的には慎重な姿勢を維持している。金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は1日の定例会見で、「人事は全面的に大統領が決める問題」とした上で、「大統領は(交代を)決定していない」と述べた。

 金氏の後任候補としては、洪楠基(ホン・ナムギ)国務調整室長ら複数の人物の名前が挙がっており、青瓦台が検証作業を行っているようだ。

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聯合ニュース 2018-11-02 14:27