『バケツ』

一杯のバケツ 肉のスープが一杯で溢れそうだ スプーンでフーフーして啜ると喉に染み渡る
全て平らげると用足ししたくなる 今度は糞尿でバケツが満たされる
裏の畑にまいた後は雑巾を絞る 明日もまたこのバケツは肉のスープで満 たされるだろう
嗚呼幸せだ


食器とオマルと雑巾絞りが兼用って……こんな詩がノーベル文学賞候補? 韓国人はそんなに糞の話題が好きなのか?
なぞと思ってたら、この詩人・高銀(コ・ウン)は韓国では人気が無い。と言うか、そもそも韓国人はほとんど本を読まない。