>>81
個人的にはその、外国勢力や為政者の暴虐圧制だけなのかな?と懐疑的ではある。
ロンドン大のキャサリン・メリデール氏が『クレムリン 赤い城塞の歴史』の中で述べている一節。
「ロシア史に暴虐の歴史を残したのは、為政者でなく実は民衆ではないか』と述べている。専制君主と農奴しか存在しなかったのも必然でないかと。
木村汎氏がそれを引用しつつ、「自由への欲求と不安」が「巨大なもの、強いものへの渇仰」というロシア人の行動様式を作ると書いている。
結果、共産革命を経ても「労働を人生の本来の目的から逸脱した行為」と見るから、無気力で怠惰で怠け者のままだったと結んでいる。

この言説もほぼそのまま当てはまるように思う。実際に朝露は非常に近い。
巨大なものへの憧れ=古代は強大国だったというヨタ話、財閥の売上高だけを競う、南北とも「核保有」という最終目標に邁進している通り。
そして市中は、隙あらば手抜きしか考えない商店主、アルバイト中も参考書に夢中の学生。
逆説だけれども、怠け者が偉いから朝露は近い。

従属や隷属は原因でなく、「働かない事が至上」の風土だから、従属隷属併合もなんともなかった。
極論すれば「働いた」「働かされた」事への恨みから、反日を展開している可能性がある。
ワシはこの部分は何世紀かけてもそう変わるものではないと考える。