>韓国と日本が歴史問題に関して少しずつ対話をすれば、両国の間の見えない障壁は少しは無くならないだろうか。

141 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@転載は禁止 :2015/08/20(木) 06:51:50.76 ID:1NUblXT9
「韓流“自己絶対正義”の心理構造」
櫻井よしこ(ジャーナリスト)/関川夏央(作家)/古田博司(筑波大学大学院教授)

古 当事者なのであまい詳しくはお話できないのですが、たとえば意見が対立しますね。
日本側の研究者が「資料をご覧になってください」と言うと、韓国側は立ち上がって、「韓国に対する愛情はないのかー!」と怒鳴る(笑)。
関 「ない!」と答えてはいけないのですか(笑)。
古 さらに「資料を見てくれ」と言い返すと、「資料はそうだけれど」とブツブツ呟いて、再び「研究者としての良心はあるのかーっ!」と始まるのです。
関 歴史の実証的研究では韓国に勝ち目はないでしょう。事実よりも自分の願望と言うか、「かくあるべき歴史の物語」を優先させるようですから。
(中略)
古 民族的感情を満足させるストーリーがまずあって、それに都合のいい資料を貼り付けてくるだけなんですね。
当然、それ以外の様々な資料を検討していくと、矛盾、欠落、誤読がいっぱい出てくる。
櫻 それは、韓国の大学の歴史研究者ですか。
古 イエス。これは韓国の伝統的な論争の流儀であり、思考パターンなのですね。李朝時代の両班の儒教論争も、みなこれですから。
 要するに、「自分(韓国人)が絶対に正しい」というところからすべてが始まる。
しかし、実はこの「自分が正しい」という命題は実証不可能なんです。この思想が突出したものが、北朝鮮の主体思想に他なりません。
その本質は何かといえば、「自己絶対主義」にほかならない。従って、何をやろうと、彼らの「正義」は揺らがないのです。
 「自分が世界の中心にあり、最も道徳的に優れている」とするのが、中華思想です。
韓国、北朝鮮、中国、それぞれ独自の中華思想を持っている。そして、この「自己絶対主義」の論理をたどっていくと、
彼らの社会構造の根幹をなす「宗族」に行き着く。「宗族」というのは、文献上で遡れる自分の先祖に連なる一族のことで、要するに「血族」です。
彼らの言う「道徳」とは、この宗族の中だけの道徳であり、正義ですから、宗族以外の人間には何をしても構わない。
他の宗族と墓争いをすると、相手の墓を暴き、遺骨から何から全て焼き尽くして、その上に自分の一族の墓を平気で建てる。
こうした例が、李朝時代の記録には非常に克明に記されています。

( 『諸君!』 2006年4月号)