>>215
是永和夫日韓経済協会専務理事の発言があるよ。
http://www.toyo-keizai.co.jp/news/general/2012/post_4704.php
> 是永 日韓経済協会と日韓産業技術財団の専務理事を昨年の6月から務めている。昨年6月に三菱商事の社長、
>会長をされた佐々木幹夫氏が両団体の会長、理事長に就任したことで、その事務方の専務として三菱商事から出向
>することになったものである。三菱商事入社後は主に金属畑を歩んできた。1990年から96年の6年間と2001年から
>09年まで8年間、南アフリカをベースに、最後はアフリカ大陸の責任者ということで、アフリカ全体23カ国を回ってきた。
>実は韓国とはほとんど縁がなく、87年〜88年、ちょうどポスコがステンレス生産を始める頃に当時の担当者としてニッケル
>とかクロムの説明に行っていた。そのため、私自身は日韓の経済交流という仕事が果たしてできるのかと、大変不安な
>気持ちで仕事に就いた。だが、結果として実際に仕事を始めた昨年の7月から15カ月の間に24回韓国へ行くまでになった。
>この仕事をすればするほど日韓の交流は重要であると、まったく疑いのないところであると感じる。確かに87年の頃は
>近くて遠い国だという感覚がお互いにあったと思う。私は長らく商社の中で資源開発に携わっていたので、最近の日韓両国
>の連携した資源開発、特に三菱商事では韓国ガス公社と共にインドネシアでLNGを開発しているとか、住友商事が韓国
>鉱物公社とアフリカのマダガスカルでニッケルを開発しているとか、新日鉄グループとポスコがアフリカのモザンビークで
>石炭開発をしている等の動きに大きな関心を持っている。それと同時に今や両国が、OECDに加盟する世界の先進国で
>あるという中で、資源開発だけでなく、それぞれの発展途上国の社会開発での寄与といった新しいビジネスモデルが出来
>つつある。それから、震災、欧米の金融情勢、タイの洪水など極めて不透明な世界情勢により、日韓の部品素材などの
>サプライチェーンの再構築等の経済連携の重要性が増していることも事実である。

> 日本と韓国が世界トップ5に入る高齢国になっている中での高齢化対策、総合的医療、介護、看護などの相互研究。
>それに携わる人たちの資格の認証の問題など、わずか1年ではあるが日韓両国がいろいろな分野で一つになって、まさに
>一つの経済圏を作って行くことが大変重要だと考えている。