キム・ドンヨンは李明博大統領時代から企画財政部の第2次官をやってる
バリバリの実務型の経済通で、文大統領政権の中で所得主導成長政策に
異を唱えていた。
チャン・ハソンは高麗大学の経営学部教授で”所得主導成長の提唱者”と言われる
いわば所得主導成長の生みの親ともいえる人物。
今回の人事は所得主導成長政策を邪魔するキム・ドンヨンを排除するために
チャン・ハソンを一緒に外して体裁を取り繕った感じ。
チャン・ハソンはやめても高麗大学に戻るだけで、おそらくブレインとして
文大統領とはつながってるだろう。

所得主導成長政策をやめるつもりならキム・ドンヨンは必要だから
文大統領は所得主導成長政策はやめないってことが、この人事からわかる。
むしろ邪魔者を排除したんだから加速させるってことだろうなぁ