JA福島中央会の海外農業視察研修団は三日、仙台空港を出発し、韓国の仁川空港に到着した。営農指導員ら十四人でつくる視察団は同日、ソウル市の南大門市場を視察し、生鮮食品などを見て回った。
 
四日は同市の韓国農協中央会や日本貿易振興機構(ジェトロ)ソウル事務所などを訪問する。団長のJAふくしま未来福島東部営農センター営農指導係の藤野喜幸係長は「米韓FTA締結後、韓国の農協がどのような役割を担っているのか学び、日本のためになる情報を持ち帰りたい」と語った。
 
研修団派遣は全農県本部とJA福島営農生活指導員協議会の共催。七日まで欧州連合(EU)や米国と自由貿易協定(FTA)を締結している韓国農業の現状を視察し、本県農業が国際競争を勝ち抜く方策を探る。

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▲ 南大門市場を視察するメンバー

ソース:福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2018120458021