韓国大統領「強国の恥」=スポーツ界の暴力問題嘆く
1/14(月) 18:11配信

 【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は14日、韓国スポーツ界で最近、暴力や性暴力の被害に遭ったという証言が相次いでいることについて、「『スポーツ強国』韓国の華麗な姿の中に隠されていた恥ずかしい姿だ」と嘆いた。首席秘書官・補佐官会議での発言を大統領府が公表した。

 文氏は「(スポーツ界の暴力問題が)これまでも断片的に表面化してきたが、根本的な改善がなされなかった」と批判。根絶に向けて徹底的な調査・捜査を行い、厳重な処罰を科す必要があると強調した。

 韓国ではスピードスケート・ショートトラック女子代表チームの元コーチが、2014年ソチ五輪と18年平昌五輪の3000メートルリレー金メダリスト、沈錫希選手らに暴力行為を繰り返していたとして、一審で実刑判決を受け、控訴審の審理中。沈選手は性的な暴力も受けていたとして警察に告訴している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000048-jij-spo