■ かつて日本代表の監督候補にも挙がったベテラン指揮官
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現地時間1月24日、ブラジル・リオデジャネイロで今年6月から開催されるコパ・アメリカ2019の組分け抽選会が行なわれ、1999年のパラグアイ大会以来の参戦が決まっている日本は、ウルグアイ、チリ、エクアドルが同居するグループCに入った。

同大会史上最多15回の優勝を誇るウルグアイ、3連覇に挑むチリ、そして国外クラブで活躍する実力者が中軸を担うエクアドルと、最激戦区といっても過言ではないグループに入った日本。ビッグタイトルが懸かった公式戦だけに、3か国とも本気モードでくることが予想されている。苦戦は避けられないだろう。

そんななか、チリ代表の指揮官レイナルド・ルエダの日本に対する分析が話題を呼んでいる。地元紙『AND』によると、同指揮官は韓国と日本を勘違いするコメントを発したというのだ。

ルエダは61歳のコロンビア人監督で、2015年2月にハビエル・アギーレ日本代表監督が解任された直後に、サムライブルーの指揮官になるのではないかとも噂された知将である。

現役キャリアを終えた後にドイツのケルン体育大学に入学し、ドイツ語と体育学位を修得するなど博学で知られる指揮官で、“先生”の愛称で親しまれるルエダだが、今回のコパ・アメリカで日本と開幕節で対戦することが決まった際には、「非常に力のある相手であり強豪国だ」としつつ、次のように続けたという。

「日本人選手については何人か知っているよ。あの地震で中止になった親善試合の前、彼らの選手については分析したよ。とくにトッテナムでプレーしている選手についてね」

ルエダが挙げたトッテナムには、現在、日本人選手は所属しておらず、どうやら韓国代表FWのソン・フンミンが日本人であると勘違いしたようだ。

『AND』によれば、同選手は昨年9月にチリと韓国が親善試合を行なった際にプレーしており、そこでルエダに強烈な印象を与えたため、今回のコメントに至ったのではないかと伝えている。

大会3連覇に挑むチリにとって、“招待国”日本はあまり眼中にないということなのかもしれない。実際、『AND』の他に『La Cuarta』など複数のチリ・メディアは、今回の組み分けについて、「最大のライバルはウルグアイだ」や「アルゼンチンやブラジルが決勝で待っている」と伝えるところが大半で、森保ジャパンに対する警戒心は今のところ薄いようだ。

ソース:サッカーダイジェストWeb
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=53486