■韓国人空港スタッフへの「慰安婦支援ブランド禁止」令。企業はどこまで縛れるのか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190131-00010002-binsiderl-soci
https://lpt.c.yimg.jp/im_siggQganaOX.GZic_N5xia.nfg---x900-y675-q90-exp3h-pril/amd/20190131-00010002-binsiderl-000-view.jpg
マリーモンドのトートバッグ。売り上げの一部は元慰安婦の女性や虐待被害に苦しむ子どもたちの支援に使われる。

成田空港で働く韓国人スタッフに対し、日本企業が「あるモノ」の所持を禁止した。

元慰安婦の女性たちへの支援活動を行っている韓国ブランド「MARYMOND(マリーモンド)」のエコバッグだ。過去にTWICEのメンバーが同ブランドのTシャツを着用していたことが話題になった。企業は「特定の政治思想を支持していると誤解されないため」と言うが、その命令に合理性はあるのか?そもそもバッグの所持は政治活動なのか?

労働問題に詳しい弁護士に話を聞いた。

・バッグには直接的なメッセージは書かれていない
マリーモンドのエコバッグの所持禁止を指示したのは、韓国の格安航空会社(LCC)のチェジュ航空から成田空港での地上業務を請け負っている日本企業FMGだ。

韓国国内ではソウル新聞がスクープし、中央日報がそれを引用するかたちで報じている。

報道によると、FMGのマネージャーから韓国人スタッフら複数名が利用するグループチャットに、

「弊社の制服を着用している時には、MARYMONDブランドのバッグを所持しないで下さい」「弊社は、政治的・宗教的に特定の支持を致しません」

などと書かれたメッセージが送られてきたという。

Business Insider JapanはFMGにこの「禁止令」の意図を取材した。

担当者によると、スタッフに上記の所持禁止の指示をしたのは2019年1月22日。1月に入って、スタッフがマリーモンドのバッグを持っているのを見た社外の人物から「慰安婦支援のブランドではないか」などの指摘があったのがきっかけだったという。社外の人物は成田空港の利用客なのかそれとも関係者なのか、また問い合わせは複数件あったのかなどについては把握していないとのことだった。

スタッフが利用していたバッグには、政治的なスローガンや元慰安婦の女性たちを支援していると分かるような具体的なメッセージが記されていたわけではないという。
(省略>>2以降に)

・高まる韓国ヘイトの空気に忖度していいの?
世界遺産の高野山真言宗総本山金剛峯寺の男性僧侶が「韓国人3人寄ればドクズかな」、済生会川口総合病院の医師が「反日野郎は死んでしまえ」「韓国は犬」、ニッカウヰスキーのサービス関連会社営業部長が「日本人全て韓国に対して嫌悪感を感じている」など差別的なツイートをしたとして、それぞれの所属先が公式サイトで謝罪した。すべて1月に入ってからのことだ。

FMGは今回のきっかけになった「社外からの問い合わせ」の詳細について明かさなかったが、韓国へのヘイトスピーチが公然と行われる空気が強まっていることは明らかだ。

マリーモンドは2018年12月に日本に進出。イベントのために来日した韓国人の女性スタッフが、「男性嫌悪の反日企業と言われますが、それは誤解です。私たちが商品に込めたメッセージは、この世界に生きるすべての人に向けたもの」と繰り返し説明していたのが印象的だった。商品に多く使われるフレーズ「I MARYMOND YOU」は「あなたは今日も尊く美しい」という意味だそうだ。

今の私たちは隣人にとって尊敬される存在だろうか。(文・竹下郁子)

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