【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮で旧正月の贈り物として覚せい剤の一種、メタンフェタミンが人気だと米紙ニューヨーク・タイムズが12日(現地時間)に報じた。

これに先立ち米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)も、北朝鮮の消息筋の話としてメタンフェタミンが旧正月の贈り物として人気を集めていると報じている。

ニューヨーク・タイムズは、北朝鮮当局が公式にメタンフェタミンの製造を否定しているためRFAの報道を検証するのは難しいとしながらも「専門家の間では公然の秘密」と伝えた。

 また、ミズーリ大教授の2014年の研究を引用しながら、北朝鮮当局が1990年代に外貨稼ぎの目的でメタンフェタミンの製造を始め、日本の暴力団や中国の犯罪組織に流通されたと説明した。

 北朝鮮当局が関与するメタンフェタミンの製造は2000年代中盤に減少したが、製造技術を身に付けた労働者が小規模で製造し、地方の市場に売り出したという。

 同紙は、基本的な医療サービスや薬品が不足している状況でメタンフェタミンを代替薬物として使っている側面もあると伝えた。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20190213000900882?section=nk/index
聯合ニュース 2019.02.13 10:21

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覚せい剤の一種、メタンフェタミン=(聯合ニュースTV)