【ソウル時事】韓国の民間団体「民族和解協力汎(はん)国民協議会(民和協)」の金弘傑常任議長は22日、ソウルで記者会見し、日本の植民地支配に抵抗して起きた「三・一独立運動」から100周年に当たる3月1日に合わせ、戦時中に徴用された朝鮮半島出身者の遺骨返還行事を行う計画を発表した。
 故金大中大統領の三男である金弘傑氏は「今回は始まりにすぎず、2回目、3回目と続けていく」と強調した。大阪市内の寺に安置されている74柱の遺骨を航空機で韓国に運び、ソウルで3月1日に追悼式を行う予定。遺骨返還には在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者も協力しており、韓国での行事に参加する。ただ、北朝鮮本国の関係者が出席するかどうかは不透明という。(2019/02/22-15:13)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019022200842&;g=int
時事ドットコム

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記者会見する韓国民間団体「民族和解協力汎(はん)国民協議会(民和協)」の金弘傑常任議長=22日、ソウル