韓国食品医薬品安全処(以下、食薬処)が日本福島産製品の確認のため日本産の食品に限り製造業者の所在地を公開する案を推進していると、韓国日刊紙の韓国日報が27日報じた。 

  報道によると、韓国国会保健福祉委員会所属の張貞淑(チャン・ジョンスク)議員は26日、食薬処に「福島産製品製造地域表示案対策」を質問した結果、食薬処がこのように答えたと明らかにした。 

  ただ、世界貿易機関協定違反を懸念し、製品には直接所在地を表記せず、食品関連情報ポータルサイト「食品安全局」のホームページに内容を公開することにした。 

  現在、食品安全局のホームページ「輸入食品確認」に入ると、輸入業者、製品名、製造業者、製造国などを知ることができるが、4月からは日本製品に限り製造国に製造業者の所在地も表記される。現在は製造国の欄に「日本」と表記されているが、今後は例えば「日本(福島県)」に変わるという説明だ。 

  一方、張議員は韓国日報に「消費者が福島産製品を知らずに食べることはあってはいけない」とし「食薬処は食の安全に対する国民の不安感を解消することに積極的に取り組む必要がある」と述べた。

https://s.japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=250677&;servcode=a00&sectcode=a10
[ⓒ 中央日報日本語版]2019年02月27日 11時07分