【慰安婦問題の原点】 「日本だけが悪」というストーリーを作り上げる、周到な演出…平成4年「アジア連帯会議」[05/25]
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「なぜ日本政府が、前年のソウルでの女性会議の『反日決議』とそっくりな談話を出すのか」

フリージャーナリスト、舘雅子(87)は平成5年8月、慰安婦募集の強制性を認め、日本の悪行を強調した
河野洋平官房長官談話が発表された際、こう戸惑ったのを覚えている。

前年の女性会議とは、4年8月に開かれた「挺身(ていしん)隊問題アジア連帯会議」(現・「日本軍『慰安婦』
問題アジア連帯会議」)のことだ。舘はこの会議が「慰安婦問題で事実にもとる日本の悪評を広める出発点
になった」と振り返る。

会議を主催したのは、韓国の反日団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)とアジア女性神学教育院。
日本からは「日本軍『慰安婦』問題行動ネットワーク」と「売買春問題ととりくむ会」が参加し、日韓のほか台湾、
フィリピン、香港、タイから計数百人が出席した。

社会党参院議員の清水澄子や弁護士の福島瑞穂、12年に昭和天皇を有罪とした女性国際戦犯法廷の
共同代表の一人も務めた朝日新聞記者の松井やよりらも参加し、報告に立った。

この会議に参加した舘は会場で迷い、ドアの開いていたある小さな部屋に足を踏み入れてしまった。

そこでは、韓国の伝統衣装、チマ・チョゴリを着た4〜5人の元慰安婦女性が1人ずつ立って、活動家とみられる
日本人女性や韓国人女性の言葉を「オウム返し」に繰り返していた。

 「元慰安婦に(シナリオ通りに)言わせるのは大変なのよね」

日本からの参加者がこう話すのを耳にしていた舘は、あの部屋で見たのは「元慰安婦女性たちの振り付けだ」
と確信した。