韓国GM、約束した「準中型SUV開発権」を中国に渡す

韓国GMが研究開発法人を分社化する際、産業銀行に約束した準中型スポーツ用多目的車(SUV)の国内開発権を、中国に渡すことが分かった。

開発権を中国に渡せば、韓国の工場では、新型車を生産しない可能性が高く、群山工場のように、第2の「生産設備の撤退」が懸念される。

7日、業界によると、GMテクニカルセンターコリアの研究開発担当副社長はこの日、金属労組韓国GM支部の幹部合宿教育で経営の現状説明会を行い「昌原で生産される予定のクロスオーバー車(CUV)研究開発は、テクニカルセンターコリアが引き受ける事になるが、準中型SUV開発は、中国で行うのが効率的だと判断したので、中国に渡す事になるだろう」と明らかにした。

群山工場のように、昌原や富平工場の規模縮小・閉鎖も心配の種だ。

現在、スパークやダマスクなどを生産している昌原工場は稼働率が50%近く落ちている事が分かった。通常、自動車の開発は、部品サプライヤーと共同で開発するため、開発国が生産を担当する事が多い。

業界関係者は「中国で生産するために、準中型SUV開発権を中国に渡そうとしている」と述べた。

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