Kポップの人気が急降下している。少なくとも韓国の株式市場でそうだ。

人気男性グループ「BIGBANG(ビッグバン)」のメンバー、V.I(ヴィアイ)が
売春あっせん疑惑の捜査対象となっていることを韓国警察が認めたためで、芸能事務所の株価が11日、急落している。

先週のメディア報道に続き、同グループの若いファンはこの問題を巡ってソーシャルメディアで論争を繰り広げている。
聯合ニュースはV.Iがソウルの江南(カンナム)にある複数のクラブを対象とした売春あっせん捜査で容疑者になっていると報じた。
韓国で売春は違法。

ソウル地方警察庁の当局者は聯合の報道を11日確認。内規を理由に匿名を条件に語った。
ビッグバンが所属するYGエンターテインメントの担当者からのコメントは今のところ得られていない。

同社の株価は一時14%下げた。「EXO(エクソ)」などボーイズバンドが所属するエスエム・エンタテインメントの株価は最大11%下落。
女性アイドルグループ「TWICE(トゥワイス)」を擁するJYPエンターテインメントは4.5%安となる場面もあった。

ビッグバンは2006年結成で、現在は活動休止中。聯合によれば、V.Iは今月25日から兵役に入ることになっている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-11/PO6Q8L6JTSE801