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続き。
仏海軍も「瀬取り」監視に参加へ

英海軍「モントローズ」が、晴海に接岸した3月8日、防衛省は、瀬取り監視のため、フランス海軍が、3月中旬から哨戒機Falcon 200を嘉手納基地に派遣するとともに、今春、海軍フリゲート「ヴァンデミエール」を派遣してくる、と発表した。

瀬取り監視は、これまで、日米の他、太平洋に面した豪州、カナダ、ニュージーランドが参加。昨年から、英国が加わり、今年はフランスも参加する。
さらに、フランスは、3月5日に本国から、空母シャルル・ド・ゴールを出港させた。インド洋からさらに東に進出する可能性があるという。

なぜ、遠く、欧州から英仏の海軍が、瀬取り監視にやってくるのか。
国連制裁だから、国連加盟国として、協力するということかもしれないが、北朝鮮が、開発した火星15型弾道ミサイルは、米本土だけでなく、欧州全域を射程内とするとみられている。

北朝鮮が、第2回米朝首脳会談後、衛星打ち上げの準備につながるのではないかという動きを見せているが、衛星打ち上げロケットを使って、火星15型、または、新型の大陸間弾道ミサイルのエンジン開発に応用されては、英仏としても、北朝鮮の動きは、安全保障上、他人事ではない事態と受け取られているのかもしれない。

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東京・晴海ふ頭に寄港する英フリゲート「モントローズ」

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ブラスト除けに使われていた合板

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一般公開されたワイルドキャット
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ワイルドキャットの先端にはセンサーが…