男性3人に対する殺人や逮捕監禁致死などの罪に問われた無職、上村隆被告(52)の裁判員裁判の判決公判が15日、神戸地裁姫路支部で開かれた。藤原美弥子裁判長は「犯行は悪質で、刑事責任は極めて重大」として求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は即日控訴した。

 藤原裁判長は判決で、上村被告が遺体が見つかっていない男性2人を含む3人全員を死亡させたと認定。主犯格の韓国籍の無職、陳春根被告(48)=1審無期懲役、控訴=からの報酬を目当てに上村被告が自発的に犯行に及んだと指摘した上で、「3人の人命が犠牲になった結果は重大。首謀者が他にいることをもって死刑を回避する理由にはならない」とした。

 実審理期間は166日に及び、最長の裁判員裁判だった陳被告の裁判(207日)に次ぐ過去2番目の長さとなった。

 判決によると、上村被告は陳被告らと共謀し、元作業員の男性=当時(37)=と元会社社長の男性=当時(50)=を殺害。元暴力団組員の男性=当時(57)=を監禁、死亡させた。陳被告の1審判決では、元会社社長の殺害は無罪となっており、判断が分かれる形となった。

https://www.sankei.com/west/news/190315/wst1903150051-n1.html
産経WEST 2019.3.15 21:18