2019年4月10日、韓国・中央日報によると、米韓首脳会談に向け訪米する文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、保守系最大野党「自由韓国党」の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表が「今回もトランプ大統領の下を訪れ北朝鮮の立場を代弁するなら、非核化はもちろん韓米同盟も破局の道をたどる」と警告した。

記事によると、羅院内代表は「今回の米韓首脳会談で米国の考えを変えようと考えているのなら、それはむしろ逆効果だ」とも指摘した。また、「私たちに必要なのは『good enough deal(十分な合意)』ではなく『finaly good deal(最終的に良い合意)』だ」し、「先非核化後協力(まず非核化があり、協力はその後)こそが最終的に良い合意だ」と述べた。

文大統領は10〜11日、金正淑(キム・ジョンスク)夫人とともに訪米し、11日にトランプ大統領と米韓首脳会談を行う。ポンペオ国務長官、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)、ペンス副大統領とも会う予定だという。

羅院内代表はこれまでにも、「文大統領は金委員長の首席報道官」「大統領の語る平和は詐欺」と発言するなど、文大統領批判を繰り返している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「羅卿ウォンの言うとおり」「羅卿ウォンの意見に全面的に同意だ」「羅卿ウォン、ファイト!」「正論だ。文在寅はこれ以上、米国に対して正恩の肩を持つ発言をすべきではない」など賛同するコメントが殺到している。

また「金正恩(キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長)の代弁者」「北朝鮮のことしか考えてないんだろ」「文在寅にはもう、頼みの綱はない。米日欧からは仲間外れ、習近平(中国国家主席)からは無視されている」「大統領は自国の国益を守るべきなのに、どうして国民に国の心配ばかりさせるのか」「北の代弁者を続けてたら、両側からサンドイッチにされるぞ」など、文大統領批判の声もさまざまに書き込まれている。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b661278-s0-c10-d0144.html
Record China 2019/04/11 10:30

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