釜山市(プサンシ)により強制撤去された「強制徴用労働者像」が市民団体に返還され、釜山・日本領事館近くの釜山市東区草梁洞(トング・チョリャンドン)鄭撥(チョン・バル)将軍の銅像横の歩道に再設置された。 

  釜山市は12日、鄭撥将軍の銅像横の歩道に置かれていた労働者像を強制撤去し、釜山市南区(ナムグ)の日帝強制動員歴史館に移し保管してきた。 

  強制撤去後、市民団体の猛烈な抗議を受けた釜山市は24日午後に積弊清算・社会大改革釜山運動本部の強制徴用労働者像建設特別委員会に労働者像を返却した。 

  28日に釜山市議会大会議室で開催される「強制徴用労働者像建設のための釜山市民100人円卓会議」で設置場所などについて決めることになった。 

  労働者像は返却されたものの建設特別委はできる限り日本領事館の近くに設置しようとしている半面、市は外交問題などを考慮し強制動員歴史館に設置すべきだという立場を守っているため労働者像をめぐる葛藤は続くものと見られる。

https://japanese.joins.com/article/720/252720.html
[ⓒ 中央日報日本語版]2019年04月24日 18時01分