韓国銀行は7日、4月末の韓国の外貨準備高が4040億3000万ドルとなり、前月末に比べ12億2000万ドル(0.3%)減少したと発表した。

 外貨準備高の減少は、米ドル高で国債、公債、社債、資産担保証券(MBS)など有価証券でユーロ建て、円建てなどドル以外の外貨の部分のドル換算額が減少したためだ。外貨準備高に占める有価証券の割合は92.6%で、うちドル建て以外の資産は約32%を占める。

 韓国の外貨準備高は世界9位で、前月よりも1ランク後退した。これまで9位だったインドの外貨準備高が105億ドル増の4129億ドルとなり、順位が入れ替わった。上位は中国(3兆388億ドル)、日本(1兆2918億ドル)、スイス(8088億ドル)、サウジアラビア(4995億ドル)、ロシア(4878億ドル)、台湾(4641億ドル)、香港(4380億ドル)の順だった。

金垠廷(キム・ウンジョン)記者

ソース:朝鮮日報/朝鮮日報日本語版<韓国の外貨準備高、1カ月で12億ドル減>
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