韓国の投資会社のハナ金融投資が韓国の対外健全性は良好だとして今後ウォン建て資産の魅力度が上昇するだろうと分析した。 

  ハナ金融投資のチョン・ギュヨン研究員は23日、「韓国は短期対外債務の割合が低く外貨準備高が高くて対外健全性が良好な状態。貿易紛争など否定的な投資環境にも外国人の資金は流入している」と分析した。 

  チョン研究員は引き続けて「国内景気が改善されたりキャリートレード資金が流入する場合、為替相場はドル下落に転換するだろう」と強調した。キャリートレードは金利が低い国で資金を借り金利が高い国の金融資産に投資することで、金利が低い先進国で資金を調達して新興国の資産に投資する場合が多い。 

  また、チョン研究員は「金利差と為替相場変動を考慮したキャリートレード収益指数を見れば円・ユーロ売り、ウォン買いの期待収益は歴史的に高い水準に位置する。ウォン・ドル相場がウォン高ドル安に転換すれば金利差以外に為替相場変動にともなう収益を期待でき、今後ウォン資産の魅力度が上昇するだろう」と予想した。 

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[ⓒ 中央日報日本語版]2019年05月23日 13時13分

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韓国ウォン