東奥日報社と友好交流協約を結んでいる韓国・済州(チェジュ)特別自治道(済州島)の有力紙「漢拏(ハンラ)日報」との交流事業で、26日から済州島に滞在している青森県弘前市の農業活性化アイドルグループ「りんご娘」のときさん(20)と、都内在住で読者モデルなどを務めるはもにゃんさん(30)が28日、山頂から済州市の街並みを一望できる「オスンセン岳」(標高1169メートル)や「インスタ映え」する観光スポットなどを訪れた。

オスンセン岳は、世界自然遺産に登録されている韓国最高峰「漢拏山」(標高1950メートル)に約50あるオルム(側火山)の一つ。2人は午前11時ごろ、オスンセン岳中腹にあるビジターセンターを出発した。整備された山道1.3キロを約30分かけて登り、山頂に到着。漢拏山の頂上や渓谷、済州市内などの大パノラマを楽しんだ。はもにゃんさんは、山頂から動画配信サービス「LINE LIVE(ラインライブ)」で生配信を行い、見渡せる絶景を全国の視聴者に紹介した。

 午後には、かつて村の小学校として使われていた校舎をカフェとして使用している「明月国民学校」を訪問。このほか、植物園「翰林(ハンリム)公園」を散策、キャンドル作り体験にも挑戦した。

 ときさんは済州島での体験を振り返り「滞在するうちに、知らなかった済州の魅力をどんどん感じた。自然や街並み、人の温かさなどを体感し、観光地として人気のある理由が分かった」と話した。はもにゃんさんは「済州は自然や伝統を守りつつ、若者の流行も取り入れているところが魅力。日本からすぐ行けるリゾート地として、いろいろな人に良さを知ってほしい」と話した。

 一行は29日、大韓航空(韓国)のソウル−青森間の直行便で帰国する。

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東奥日報 2019年5月28日