【北京共同】米国の核・ミサイル問題専門家ジェフリー・ルイス氏は7日までに、北朝鮮が5月上旬に発射した新型の短距離弾道ミサイルについて、ソウル南方の平沢に移転した在韓米軍司令部を含め、韓国のほぼ全域を核攻撃できる恐れがあるとの分析を発表した。

 同ミサイル発射を巡って、日本は北朝鮮に弾道ミサイル発射を禁じた国連安全保障理事会決議違反だと批判したのに対し、トランプ米大統領は問題視しない姿勢を示している。南北対話を優先する韓国の文在寅政権も非難を避けているが、韓国や在韓米軍に深刻な脅威となる可能性がある。

https://jp.reuters.com/article/idJP2019060701002396
ロイター 2019年6月7日 / 20:38 (共同通信記事)