https://file.mk.co.kr/meet/yonhap/2019/07/03/image_readtop_2019_482072_0_104335.jpg
▲写真説明キム・クムスク「プル(草?)」

慰安婦被害者の人生を入れたキム・クムスク氏の漫画「プル(草)」がフランス漫画批評家協会(ACBD)が主催する「ACBDアジア漫画賞」最終候補に上がった、と韓国漫画映像振興院が3日明らかにした。この賞はACBDが毎年、アジア圏漫画の中で最も優れた作品に授ける賞だ。

今年、最終候補は5作品で、「プル」を除いた4作品は全て日本漫画だ。最終受賞作はパリで開かれるジャパン・エキスポの現場で討論を経て来る7日(現地時間)発表される。ジャパン・エキスポは日本中心のアジア文化祭りで、漫画・アニメ・ゲーム音楽など日本大衆文化を体験できる行事だ。

日本軍慰安婦被害者おばあさんの証言を入れた韓国漫画がそこで紹介される点にも注目される。

「プル」は平和運動家であり人権運動家として人生に対する意志を持った強靭な女性として慰安婦被害者おばあさんの人生を描いた作品だ。フランスでは昨年出版され、英語、イタリア語、スペイン語、日本語にも翻訳・出版される予定だ。

「プル」はフランス日刊紙ヒューマニティが選定するヒューマニティ漫画賞最終候補にも上がった。候補は合計8作品であり最終受賞作は来る9月に決定される。

キム・クムスク氏は「プル」と「ミジャ姉さん」など日本軍慰安婦被害者を扱った作品をはじめとして済州(チェジュ)4・3事件を扱った「ジスル」、我が国の原爆被害者を扱った「おじいさんと過ごした一日」など疎外された被害者らの歴史的真実を知らせる作品を着実に描いている。

[聯合ニュース]

ソース:慰安婦問題扱った漫画'草',仏アジア漫画賞候補
https://www.mk.co.kr/news/culture/view/2019/07/482072/