【ワシントン聯合ニュース】米国務省のオルタガス報道官は9日(米東部時間)の会見で、トランプ大統領が6月30日に南北軍事境界線がある板門店で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会ったことについて、「首脳会談でも交渉でもなく、両指導者の対面」との認識を示した。両首脳が板門店の韓国側施設で50分ほど話を交わしたことから、事実上3回目の米朝首脳会談と見なせるのではないかとの意見があるが、米政府は首脳会談とはとらえていないとの立場を表明したといえる。

ただ、オルタガス報道官は両首脳が板門店で対面したことを「世界の多くの人々にとって特別で歴史的な日だった」と評した。

北朝鮮の非核化に向けた米朝の実務交渉が近く再開する見通しだが、その際に米朝首脳会談の開催に合意すれば、それが3回目の会談として扱われることになりそうだ。

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聯合ニュース 2019.07.10 10:34