[アンカー]このような韓国に対する報復措置でかえって日本経済に悪影響が現れています。攻撃を受けているサムスンとハイニクスの株価はかえって上がっている反面、韓国に輸出していた日本企業は株価が落ちています。韓国人旅行客が減り、チャーター機航空便が取り消しになりました、日本の保守メディアさえ心配している雰囲気です。東京からイ・スンチョル特派員が取材しました。

[レポート]SNSで有名になって韓国観光客が多く訪れる東京のあるコーヒー店です。最近、雰囲気が変わりました。

[コーヒー店職員:「前の様ではないですね。(韓国の方々は)かなり来られたのに、最近ではちょっとちらほらと...」]

これからがもっと心配という話も出ています。

[コーヒー店職員:「影響を今から考えなければならない状況ですね...」]

東京で会った韓国観光客。突然キャンセルできなくて来ましたが最大限費用は減らしたといいます。

[韓国観光客:「取り消し手数料がとても高いので、行くことは行くが、物なんかはあまり買わないで、ショッピングはあまりしないようにしている。」]

実際、日本旅行の予約取り消しが増えて、金浦(キンポ)と島根県を週3回往復するチャーター機の運航が取り消しになりました。輸出規制品目を取り扱う企業は実績悪化の憂慮で株価まで落ちました。今月に入り、一時、6%超えて下落した企業もあります。政府を意識して言葉を控えましたが、日本企業家も用心深いながら口を開く状況になりました。

[車谷/東芝会長:「日本政府でも、グローバルなサプライチェーンを壊す意志はないのではないかと思います。」]

極右指向の産経新聞まで「輸出不確実性、日本企業混乱」というタイトルの記事を載せて「韓国輸出品管理から始まった企業活動の混乱が広がる恐れがある」と報道しました。日経と読売新聞は韓国産半導体を使っている日本企業が代替品の確保や設計変更まで考慮して憂慮しているというニュースを伝えました。

強制徴用問題解決のために努力してきた日本市民団体は、今回の措置が、徴用賠償判決に対する報復であることは明白だとし日本政府に規制撤回を促しました。

東京からKBS ニュース 、イ・スンチョルです。

ソース:KBSニュース<日本株価下落・観光客減少…日保守言論も‘ビックリ’>
https://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=4241434