【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は24日、韓国人船員2人が乗ったロシアの漁船が、エンジン故障で漂流中に朝鮮半島東側・東海の北朝鮮側水域で当局に拿捕(だほ)されたと発表した。

韓国人船員らは命に別状はないとされるが、韓国政府の再三の送還要請に対して北朝鮮からは現在まで返答がない状態だ。

 統一部によると、ロシア船籍の漁船「シャンハイリン8号」(300トン級)は、16日午後7時ごろに韓国北東部の江原道・束草港を出港し、ロシア極東のザルビノ港に向かっていたが、エンジンの故障により漂流。17日ごろ東海の北朝鮮側水域に入り、取り締まりを受けて北朝鮮に移動したという。

 この漁船には、ロシア国籍15人と韓国国籍2人の計17人の船員が乗っていた。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20190724004200882?section=nk/index
聯合ニュース 2019.07.24 17:02

https://i.imgur.com/XuZeda8.jpg
ロシア船籍の漁船「シャンハイリン8号」=(聯合ニュース)