【ソウル=恩地洋介】韓国国防省は31日、北朝鮮が最近開発した新型潜水艦に関して、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を3発程度搭載できるとの分析を明らかにした。近く進水する可能性があるとの見方も示した。国会の委員会で同省から説明を受けた議員が記者団に明らかにした。

北朝鮮の朝鮮中央通信は23日に金正恩(キム・ジョンウン)委員長が潜水艦を視察したと報道。潜水艦は近く日本海の作戦水域に配備されると伝えていた。

国防省の説明によると、新型潜水艦の直径は約7メートルで長さは70〜80メートル。既存の潜水艦よりやや大きいとみている。北朝鮮が公開した潜水艦の写真を分析した結果、上部の艦橋部分がミサイルの発射管を搭載する位置だと判断したという。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48012710R30C19A7FF8000/
日本経済新聞 2019/7/31 16:33

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北朝鮮が新たに建造した潜水艦。23日付の労働新聞が掲載した=コリアメディア提供・共同