【ソウル聯合ニュース】半導体業界によると、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)の副社長は1日までに公式ホームページに掲載した文章で、日本政府による対韓輸出規制の強化に対し「紛争が拡大するなら国際貿易の原則に従い措置を取る」と総力対応を予告した。

日本政府が7月1日に半導体などの製造に必要な材料3品目の韓国向け輸出規制強化を発表した直後、SEMIは会員企業などで対応チームを構成し、業界に与える影響を評価したと説明。日本と韓国の貿易担当者にも業界の懸念を伝えたとし、紛争が広がれば措置を取る準備ができていると明らかにした。

 SEMIは半導体の製造装置・素材・材料に関連する全世界の企業約2000社を会員とする国際的な業界団体で、会員企業の販売チャンスを広げるための活動を行っている。韓国のサムスン電子やSKハイニックス、米国のインテル、クアルコムはもちろん、対韓輸出規制品目を生産する日本の材料メーカーも加わっている。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20190801004000882?section=economy/index
聯合ニュース 2019.08.01 16:09

https://i.imgur.com/9enaTMU.jpg
SEMIが日本政府による対韓輸出規制の強化に関し、紛争が広がれば措置を取ると予告した(SEMIのHPより)=(聯合ニュース)