【ソウル時事】韓国の調査機関リアルメーターが7日発表した世論調査によると、24日に期限を迎える日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、延長せずに「破棄すべきだ」との回答が47.7%に達し、反対の39.3%を上回った。

 日韓当局間で防衛機密のやりとりを可能にするGSOMIAをめぐっては、日本の韓国向け輸出管理強化を受け、韓国内で破棄を求める声が上がっている。政府高官は24日まで「慎重に検討する」との考えを示している。
 調査によると、文在寅大統領を支える革新系の与党「共に民主党」の支持者のうち、破棄賛成が70.8%、反対15.6%。一方、保守系の最大野党「自由韓国党」支持者では賛成14.6%、反対76.5%で、与野党の支持者の間で延長の是非をめぐる意識のずれが鮮明になった。調査は19歳以上の約500人を対象に6日に実施された。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080700407&;g=int
時事ドットコム 2019年08月07日11時18分