>>771
あぁ、昨日のは韓国と外国人の分かりやすい例で韓国と外国人に分けちゃった。
実際には貿易赤字・黒字の推移を銀行がチェックしてトレンド予測することで、

銀行A「ドル調達、ウォンが下がる前に急がないと下がったら支払い増えるわ!」
銀行B「ウォン調達、まだまだウォン下がるし、支払い期限ギリギリに調達したろ!」

こんな感じで、本来は同時に円滑に行われるはずだった銀行間の輸出入の取引にタイムラグが生じる。
韓国国内でも海外でも。
これによって銀行Aは今日ウォンを売るけど、銀行Bはウォン買いを三日後にしちゃう。
と、本来の需要供給よりも大げさにウォンの売り圧力が増えてウォン価値が下がるって感じ。
(銀行Aは韓国国内に素材を輸入する企業の取引銀行だから昨日は韓国人って書いてしまった)

実際は投機とか介入の手に寄らず、ほとんどこれでウォン価値が決まってる。

で、さらに「やっば、ウォン下がるから貯金ドルか金か円にしとこ」っていう意識まで混ざると、
ウォン価値が本来の価値より大幅に落ちるスパイラルが起こったりする。
本来の価値が落ちてから、ホントに経済がその価値に見合うほど悪くなる最悪のケース。