(高雄 22日 中央社)最大野党・国民党の韓国瑜高雄市長が22日、同市を訪問した自民党の佐々木紀青年局長らとの面会に25分遅刻した。これに対し野党・時代力量の林于凱市議は失礼に当たるとして強く批判した。 

会合は午前10時半に予定されていたが、韓市長が姿を現したのは同55分になってからだった。この間、佐々木局長ら約90人からなる訪問団は着席しており、市幹部や市議らが話をするなどして場をつないだ。林市議は、中国に対する態度と比べると、日本との交流を韓市長が重視していないことは明らかだとフェイスブックで非難した。 

会合後、韓市長はメディアの取材に応じ、朝は市郊外で行われていた市幹部の親族の告別式に出席していたと説明。日本側には事前に遅刻することを伝えていたとし、了承を得ていたと話した。 

20日には米国の対台湾窓口機関「米国在台協会」(AIT)の一行が韓市長を訪問。米国と日本からの訪問が相次いだことについて、韓市長は「高雄が重視されていると信じている。この韓国瑜個人に対する重視だという可能性もある」とコメントした。 

(程啓峰、王淑芬/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201908220007.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/08/22 17:20

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胸の前で手を合わせてお詫びのポーズを取る韓高雄市長