米国は地球村のあちこちで同盟国・友好国と合同訓練を行っている。ところがドナルド トランプ大統領は唯一、韓・米合同訓練だけ叩いている。昨年6月、シンガポール北・米首脳会談直後、合同訓練を「非常に挑発的」と批判すると25日(現地時間)、フランスで米・日首脳会談で「完全なお金のムダ」と言った。

チャ・トゥヒョン牙山(アサン)政策研究院客員研究委員は27日「トランプ大統領が防衛費分担金をめぐり韓国をはじめとする日本・ドイツ・サウジアラビア・NATO(北大西洋条約機構)に対して不平を言ったが、合同訓練は韓国だけ指定している」と話した。キム・ヒョンウク国立外交院教授も「トランプ大統領が日本やNATOとの合同訓練を批判した場合は、すぐには思いつかない」とした。

トランプ大統領の個人ツイッターアカウントと米ホワイトハウス サイトを検索した結果「戦争ゲーム(war games)」という表現など合同訓練に対する言及は韓国関連だけで見えた。ところが、トランプ大統領が問題にする韓・米合同訓練は今年に入って大幅に縮小された。大規模野外機動訓練(FTX)はコンピュータ シミュレーションで進める指揮所練習(CPX)に代替され、野戦では大隊級規模の訓練だけ行われる。

代わりに米国は日本など他の国との合同訓練を増やしている。米陸軍は26日、日本陸上自衛隊と「オリエント・シールド」を始めた。今年初めて米本土と海外米軍基地の増員兵士を受けいれて前方に送る戦時増員演習(RSOI)を実施する。RSOIは今年3月廃止した韓・米合同訓練のキー・リゾルブの前身だ。
(中略:オーストラリア等との合同訓練)

トランプ大統領はその多くの合同訓練の中でなぜ韓国だけ取り上げたのだろうか。チャ・トゥヒョン委員は「トランプ大統領にとって韓・米合同訓練の印象が強烈だったのかもしれない」と話した。北朝鮮の核・ミサイル挑発が強くなり、韓・米合同訓練の規模と強度もますます大きくなった。特にトランプ大統領執権直後の2017年、最高潮に達して当時、多様な戦略資産が韓国を出たり入ったりした。何よりトランプ大統領の韓・米訓練を叩くのは一石二鳥を狙う計算が隠れているという分析だ。

ナム・ジュホン京畿(キョンギ)大名誉教授は「トランプの合同訓練関連発言は韓国には『防衛費分担金圧迫』、北朝鮮には『核放棄に対するニンジン』という二種類のメッセージを含んでいる。北朝鮮が威嚇と感じている合同訓練を強調し、核をあきらめる時の魅力を注入しているもの」と話した。

しかし、合同訓練をさげすむほど韓米同盟は弱まる。パク・ウォンゴン韓東大国際学科教授は「合同訓練を全面廃止すれば米軍がいる必要がなく、韓米同盟も同盟でない主要貿易国関係に変わる」と話した。

ソース:中央日報(韓国語)日本もNATOも合同訓練するのに・・・トランプ韓国だけ殴る内心
https://news.joins.com/article/23563322

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https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1566777957/