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▲廃タイヤ

環境部が摘発した日本産廃棄物の放射能基準超過事例が一つもないことが分かった。

反面、原子力安全委員会(原安委)は放射能基準を超過した日本産屑鉄などを着実に返送しているので、環境部の検査がお粗末なのではないかという指摘が出ている。

国会環境労働委員会所属のシン・チャンヒョン共に民主党議員が28日、環境部で提出させた資料によれば日本から輸入した石炭灰、廃バッテリー、廃プラスチック、廃タイヤなど廃棄物は2016年151万6千トン、2017年154万3千トン、昨年146万6千トンなどに達する。このように輸入した廃棄物は多様な用途でリサイクルされる。

石炭灰はセメント原料に使われる。廃バッテリーは鉛などを抽出でき、廃タイヤはセメントを作る過程の燃料に使われる。廃プラスチックはエネルギーの形態でリサイクルする燃料化、化学的に分解して原料・燃料に変える油還元などが可能だ。

毎年100万トンを越える廃棄物を日本から輸入しているが、2014年から最近まで放射能検査の結果、基準値を超過した事例は一つもない。

反面、原安委は2014年から最近まで日本から輸入した屑鉄、コンテナ、アルミニウムなどの放射能を検査して基準値を超過した合計24件を日本に返送した。環境部は日本との貿易葛藤が大きくなるとすぐに日本から輸入する廃棄物の放射能・重金属検査を強化すると最近、一歩遅れて発表した。

シン・チャンヒョン議員は「より徹底した摘発のために環境部ではなく、原安委が日本産輸入廃棄物の放射能を検査しなければならない」と主張した。シン議員は原安委が輸入廃棄物の放射能を検査する法案を近い将来、発議する計画だ。

ソース:毎日経済(韓国語)環境部日本産放射能廃棄物摘発0件…"原案委が検査しなければ"
https://www.mk.co.kr/news/society/view/2019/08/670189/