>>1のつづき

地球の反対側、ブラジル。

韓人タウンと呼ばれるボン・レティロ(Bom Retiro)です。

目立つ車が1台!

毎日『NO安倍』と書かれた垂れ幕をかけ、路地を縫って進むのは何者か。

最近、町内のスターになったチェ・ヨンマンさんがその主人公!

<チェ・ヨンマン(ブラジル衣類業経営)>
「私が急に同胞社会でスターになり、良い話をたくさん聞きました。なぜコレをすることになったのか。さらにブラジル経済まで最悪の不況で苦労している同胞も多く、そのためコレを始めました。カを少し集めましょう」

チェさんは故国で起きている『NO安倍』運動に参加するため、1か月前に私費を投入して垂れ幕を製作しました。

そして1日10回、韓国人タウンを回っているのです。

<チェ・ヨンマン(ブラジル衣類業経営)>
「我々の本国の国乱に少しでもカとなるよう、カを合わせて安倍政権に韓国人の誇りを見せたいと思った」

『NO安倍』運動に1人、2人と参加しているブラジルの同胞たち。

最初は数人の私費で日本製品不売を促す広告が始まりましたが、費用の問題で広告が中断しないよう、今は韓人のマスコミが1週間に1回ずつ交替で無料広告を掲載しています。

<ファン・インホン(韓人マスコミ関係者)>
「遠いブラジルで暮らしているが、大韓民国人として不買運動に我々も参加をしようと思っています」

主に衣類業に携わるブラジル同胞は、長期の不況で窮地に立たされています。

中国産の低価格製品と違法露天商が蔓延り、売り上げが落ち続けている状況です。

このような困難にもかかわらず、ブラジル同胞は異郷の地から故国にカを加えています。

<チョン・ヨンホ(ブラジルの同胞)>
「日本国民との感情を持っているのではなく、安倍という1人の政治家の蛮行を打倒するという意味があるので、大韓民国の国家と日本が全ての関係を再び円滑なれば、この運動は止まるでしょう」

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