2日発売の週刊誌「週刊ポスト」が掲載した「韓国なんて要らない」と題された特集をめぐり、作家の深沢潮さんが「差別扇動である」との理由で同誌での連載中止を申し出たことがわかった。

発行元の小学館は、深沢さんの意向を受け入れる方向という。また、特集中の「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」と題した記事については、「配慮に欠けた」とおわびのコメントを出した。


 特集は、「厄介な隣人にサヨウナラ」とタイトルにうたい、日韓関係について「『断韓』を考える」としている。軍事や経済、スポーツなどの観点から、関係を断った場合のメリット・デメリットを「徹底調査」したと記載している。

 小学館によると、深沢さんは、この特集とは別の、6人の作家による週替わり連載の執筆者の一人。深沢さんのSNS上の説明では、すでに小学館に送っている原稿をもって、連載をやめる意向という。

朝日新聞社
https://www.asahi.com/articles/ASM9255STM92UCVL018.html