【ヤンゴン聯合ニュース】ミャンマーを国賓として訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日(現地時間)、同国最大都市ヤンゴンに建設される両国の経済協力産業団地の起工式に出席した。

起工式には韓国側経済使節団約200人のほか、ミン・スエ副大統領をはじめとするミャンマーの閣僚や企業関係者約250人が出席した。

 韓国青瓦台(大統領府)は「経済協力産業団地という政府間協力を通じ、潜在力に比べて進出条件が相対的に整っていないミャンマーに韓国企業が進出する基盤を用意する」と説明した。

 225万平方メートルの敷地に建設される同産業団地は2024年に完成する予定で、建設には合計1300億ウォン(約114億円)が投じられる。

 ミャンマー政府、韓国土地住宅公社、韓国民間企業が共同で出資する。韓国政府は対外経済協力基金(EDCF)から道路や電力などのインフラを整備するための資金を拠出し、ミャンマーへの進出を推進する韓国企業を支援する方針だ。

 起工式に続いて韓国・ミャンマービジネスフォーラムが開かれた。文大統領は▲開発経験の共有を通じたミャンマーの産業発展基盤構築▲インフラ分野での協力・企業進出支援▲文化コンテンツの共同制作などを通じた「人と人をつなぐ」経済協力――の三つの協力策を提示した。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20190904003600882?section=politics/index
聯合ニュース 2019.09.04 21:20