韓国パラリンピック委員会が12日、都内で行われたパラリンピック選手団団長会議で「旭日旗」をほうふつさせるとし、パラリンピックメダルのデザイン変更を大会組織委員会へ要望した。国際パラリンピック委員会(IPC)アンドリュー・パーソンズ会長が明かした。

旭日旗をイメージさせるかとの質問にパーソンズ会長は「ノーだ。パラメダルは美しく、日本の伝統である扇からデザインされている。IPCとしては全く問題ない」と述べた。

また韓国側からIPCへ11日、大会会場に旭日旗を持ち込ませないように要望する書面が届いたことも明かした。パーソンズ会長は「旗を持ち込めないルールはそもそもIPCにない。あくまでも政治問題なので、混同することは決してない」と語った。


[2019年9月12日14時46分]
https://www.nikkansports.com/olympic/paralympic/news/201909120000355.html