● 反日という言葉に、苦しめられている人たちがいる。「嫌韓煽動」報道にNPOが抗議

TBS・CBC系の情報番組「ゴゴスマ〜GoGo Smile(ゴゴスマ)」の出演者の発言や、小学館『週刊ポスト』の「韓国なんて要らない」特集など、日本社会では「嫌韓」ムードが広がっている。日本に暮らす在日コリアン、マイノリティの人たちが直面する現実とは。

悪化する日韓両政府の関係とともに、「嫌韓」をあおるような報道や出版が相次いだことを受け、マイノリティの人権保障などに取り組むNPOなどが9月12日、抗議声明を発表した。

いま日本社会を覆う「嫌韓ムード」や、それに起因する差別で傷ついていたり、恐怖を感じたりしている人たちがいるとし、政府やマスコミに対してこうした事態を「まず持って終わらせるよう」に求めた。

会見では、実際に在日コリアンの人たちが直面している現実も紹介された。

● 実家の表札を外すように…


会見では、それぞれの団体が支援する在日コリアンの人たちが直面している現状も明らかにされた。

ある在日3世は「実家の両親に、キムという表札を外すように連絡しました。悲しい決断でしたが、やむを得ませんでした」と書面でコメントを寄せた。

「連日メディアが韓国政府を『反日』と揶揄する報道を繰り返しており、『出自が原因で酷い目にあわせられるかもしれない』という気持ちが日に日に強くなっています」

また、「病院で名前を呼ばれた時に立てなかった」「食堂のテレビで嫌韓報道をしていて、バレたらどうしよう」「外に行くのが怖い」と感じている当事者のことも紹介された。

移住連の運営委員で、在日2世の金秀一さんは、こう語った。

「何か起きたら最初に殺されるのは在日コリアンだ、という先輩がいた。そう思わざるを得ない状況が、いまある。しかし、そんな社会であってはなりません」

「若い世代、特に少数者と言われる外国人が夢を持って生きていけるように、人と人が当たり前に生きていけるように、一人一人が真実を見て考え、お互いを尊重しながら社会を作っていくことが大事ではないかと思っています」
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/kenkan-0912


★2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1568332867/