【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の柳明鮮(リュ・ミョンソン)朝鮮労働党国際部副部長が17日、金丸信・元自民党副総裁の次男、金丸信吾氏を団長とする日朝友好山梨県代表団と北朝鮮で面談したと、朝鮮中央通信が報じた。北朝鮮高官が面談で、日本に向けどのようなメッセージを送ったのか注目される。

ただ面談の具体的な内容については触れなかった。

 信吾氏を団長とする訪朝団約60人は14日に中国・北京を経由して平壌入りした。

 信吾氏は北京国際空港で記者団に対し、北朝鮮と日本の間には懸案が多く、これらを解決するには国交正常化が近道との見解を示した。

 また前提条件なしに金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会うと述べた安倍晋三首相の提案に対する北朝鮮側の評価を聞きたいと話した。

 信吾氏は父の訪朝に秘書として同行した経験があり、日本と北朝鮮をつなぐチャンネルの役割を果たしてきた。

 昨年10月にも一行を率いて訪朝し、宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使と面談した。

 今回の訪朝団は19日まで北朝鮮に滞在し、金丸信氏生誕105年となる17日には、記念行事を開く予定だ。

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聯合ニュース 2019.09.17 20:47

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金丸信吾氏(共同通信提供)=(聯合ニュース)