マカオ政府衛生局(SSM)は9月18日、韓国におけるA型肝炎の流行を受け、マカオ市民に対して飲食衛生に留意し、火を通していない食品を避けるよう呼びかけるプレスリリースを発出した。

SSMによれば、韓国におけるA型肝炎の症例数は、2014年から2018年まで各年5000例を超えることはなかったが、今年(2019年)初頭から流行が持続しており、9月初めまでの累計で約1万4000例に達したとのこと。症例は京畿道(キョンギド)、ソウル、大田(テジョン)エリアに集中しており、初歩調査では貝類を使った漬け物を食べたことが原因との見方があるとした。

 マカオ人にとって、韓国は人気の旅行先のひとつとなっている。近年、韓国からマカオを訪れる旅客数も増加傾向にあり、昨年通期では約81万人に上った。

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マカオ新聞 2019/09/19 09:50