【清州聯合ニュース】金属、陶磁器、木工芸、繊維など工芸の全分野を網羅する国際総合芸術展示会「2019清州工芸ビエンナーレ」が8日、韓国中部の忠清北道清州市で開幕した。11月17日まで。

メイン会場となる同市の施設「文化製造廠(しょう)C」(旧たばこ製造工場)では五つの企画展と三つの特別展からなる本展示、国際工芸公募展、招待国家展などが開催され、35カ国・地域の約1200人の作品2000点余りを展示する。

 7日夜には文化製造廠Cで前夜祭を兼ねた開幕式が開かれ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏、李始鍾(イ・シジョン)忠清北道知事をはじめ国会議員や工芸団体関係者、市民など1200人余りが出席した。

 金氏は祝辞で、11回目を迎える工芸ビエンナーレの開催を祝うとともに、「韓流の象徴となったK―POPやドラマのように、工芸が韓国の代表的な文化ブランドに成長していくものと確信している」と述べた。

 金氏は開幕式に先立ち会場で作品を鑑賞し、世界的な展示を準備した清州市と組織委員会の関係者をねぎらった。たばこの製造工場から文化を生む場所に変貌した会場を見て回りながら、文化的な都市再生の在り方にも共感を示したという。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20191008001500882?section=society-culture/index
聯合ニュース 2019.10.08 14:40

https://i.imgur.com/4CGRNa6.jpg
清州工芸ビエンナーレの前夜祭の様子(清州市提供)=(聯合ニュース)

https://i.imgur.com/Phi0ZFM.jpg
祝辞を述べる金正淑氏(清州市提供)=7日、清州(聯合ニュース)

https://i.imgur.com/dDpSZYw.jpg
前夜祭で行われた伝統舞踊公演(清州市提供)(聯合ニュース)