https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/K10012136541_1910171712_1910171736_01_03.jpg
2019年10月17日 17時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136541000.html
昨年度1年間に自殺した小中学生と高校生は332人で、昭和63年度以降、最も多かったことが
文部科学省の調査で明らかになりました。一方で、亡くなった理由については、6割近くが
「不明」とされていて専門家は、「子どもの自殺は心理的な要因が大きいため一つ一つの
詳細な検証が再発防止に欠かせない」と指摘しています。

文部科学省は、全国の小・中学校や高校から報告を受けた子どもたちの自殺の件数を毎年度、
公表しています。

その結果、昨年度、自殺した児童生徒の数は男子が193人、女子が139人の合わせて332人で、
前の年度から82人、1.3倍の増加となりました。

内訳は、小学生が5人、中学生が100人、高校生が227人です。全世代の自殺者数は、
去年2万人余りで、ピーク時の6割ほどにまで減っていますが、子どもたちの自殺は
昭和63年度に、今の方法で統計を取り始めて以降最も多くなりました。

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