(台北中央社)台湾や日本などの各地の駅弁を集めた「第5回鉄道弁当フェスティバル」(鉄路便当節)が来月1日から4日まで、台鉄台北駅で開かれる。会場では1970年代の駅弁食堂を再現し、懐かしさを演出する。

台鉄の駅弁製造所5カ所が手掛ける新メニュー12種類に加え、日本やスリランカ、フランス、スイスの鉄道会社や国内外の弁当製造業者から出展された27種類、計39種類の弁当が一堂に会する。日本の鉄道会社では、JR東日本(東日本旅客鉄道)や京浜急行電鉄、西武鉄道、東武鉄道など12社が参加する。

駅弁食堂では、かつて人気を博したクリームソーダを提供する。また、台鉄の車内で以前行われていたお茶を提供するサービスを再現し、片手でグラスの蓋を開けながらもう片方の手でやかんからお茶を注ぐという達人技を元客室乗務員が披露する。

同フェスをPRする記者会見が29日、台北駅で開かれ、同フェスのPR映像に出演している作家で中央通訊社董事長の劉克襄氏が台鉄弁当のご当地ならではの味わいと特色について紹介した。

(汪淑芬/編集:名切千絵)

http://japan.cna.com.tw/news/atra/201910290007.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/10/29 18:48

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「第5回鉄道弁当フェスティバル」に出展される駅弁の一部